2015-09-01

歌劇「ブラック・ジャック」 ●世界初演●

歌劇「ブラック・ジャック」の世界初公演、2100人の満員のお客様に迎えられ幕があき、およそ3時間半、5年越しの想いで作り上げてきたオペラは、お客様のスタンディングオベーションの中で幕をおろすことができました。
 
なんとも言葉にならない気持ちで、今思い返しても胸がいっぱいになります。
 
宮川彬良さんの音楽に携わりたいと、プレソリストのオーディションをうけたのが2年前の10月。あのときの鼓動がずっと今日まで続いてきたようです。
 
前記にもあるとおり、このオペラは私の人生において、最大のクリエイティブでした。オーディション、歌会に試演会、ひとつひとつのお稽古の様子が走馬灯のように思い出されます。人生を凝縮したような感情をいっぱい味わいました。
 
たくさんの才能に魅了され、またジェラシーを感じ、認められない悔しさ、見ていてもらえた嬉しさ、至らない自分への失望感、家族への想い、ほかにも本当にたくさんの感情を味わいました。きっとこの公演に携わった方すべてのそうゆう感情を超え、この舞台をいいものにしたいという気持ちが集まってできた公演だったのだと思います。
 
私が決めれることではないけれど、周りの言葉をかりれば、この公演は大成功だったとのこと。共にがんばったメンバーが誰ひとりかけることなく、事故もなく、この賞賛を一緒にうけれたことが何より嬉しい。
 
本公演が終わった今は、達成感、解放感、安堵、放心、いろんな状態で、ゆっくりプログラムを読みながら、一言ひとことに涙しちゃってます(*^_^*)。
 
余韻と陶酔と二日酔いのなか迎えた翌日。
たくさんの花束と贈り物、そしてあたたかい気持ちに囲まれた誕生日になりました。
 
オーディション当初、自分で決めた「予定されたお稽古には全部参加する」目標も達成でき、これをやりきったならば、どんなこともできそうな気がしてます。
もっといろんなことに挑戦し、前進していきたい。そんな気持ちです。
 
でも、しばらくは、ゆっくり余韻に浸らせてもらおうかなっ♡
 
舞台のこと、写真などもっとお伝えしたいことは山ほどあるのだけど、どこまで公開していいのかもわからないので、様子をみつつ・・・♡
 
まずはお礼の気持ちを込めて。
この舞台に関わったすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。
未熟な私に貴重な経験をさせてくださり、また応援してくださり、心よりありがとうございました☆
 
時を刻む鼓動は、ずっとなり続きそうです♪